障がい児支援

熊本で脳性麻痺児童のリハビリができる施設をご紹介!施設の特徴やメリットも解説

皆さんは脳性麻痺について相談やリハビリができる施設が、実は複数あることを知っていますか?

仕事をしている平日の昼間にお子さんを預けたいという方やお子さんのために日常的にリハビリをしたいという方は多いと思います。

今回は脳性麻痺の子どもがいるご家族の方に向けて、熊本で脳性麻痺のお子さんの相談やリハビリができる施設をご紹介します。
自身の目的に合った施設を選ぶことが大切ですので、施設の特徴やメリットもぜひ参考にしてみてください。

脳性麻痺の治療

脳性麻痺の治療は大きく薬物を使用する内科治療と外科治療、そして、体を動かすことで動きの改善に取り組むリハビリテーションに分かれています。

その内、リハビリテーションを行える施設の種類は数多くあり、ご家族のご希望する方法に合わせて選ぶことができます。

一般的には、保険証を利用して医療保険で受けることができるサービスと受給者証を利用して福祉サービスの中で受けられるものがあります。
福祉サービスの細かい手続きの方法に関しては、お住まいの市区町村によっても異なりますが、その地域の障がい児相談窓口と、利用を決定した児童発達支援で進めていくことができます。

熊本で脳性麻痺の子どものリハビリができる施設をご紹介

熊本県内にもさまざまな施設がありますが、先ずは医療保険で利用できる施設を紹介します。

療育センター・リハビリテーション病院

子どものリハビリと聞いて一番に浮かぶ場所が病院だと思いますが、その中でも子どものリハビリに特化した療育センターや病院はリハビリ機器や知識も充実していていることが特徴です。

療育センターや病院でしかできない内科治療や外科治療と並行してリハビリを行うことができる点も、大きな魅力となっています。
リハビリテーション専門のプログラムを組むことができる点や専門医に相談できる安心感があるはの大きなメリットです。

熊本県こども総合療育センター

熊本県こども総合療育センターは熊本県の地域全体の療育体制を作ることを目的とした支援を行う拠点施設となっています。

総合的な支援施設として、通所、入所などそれぞれの施設が併設しているだけではなく、診療も行えるため、まずは何から考え始めたらいいのかわからないという方におすすめの施設です。

詳しくはこちらをご覧ください。

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熊本託麻台リハビリテーション病院

熊本託麻台リハビリテーション病院の小児リハビリテーション部門は、熊本市及び周辺の市町村から通院されています。
脳性麻痺、ダウン症、発達障がいなど様々な病気の子ども達が利用しています。

お子さんが楽しんでリハビリができる機器が数多く用意されており、専門的なリハビリを受けることができます。

詳しくはこちらをご覧ください。

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くまもと江津湖療育医療センター

くまもと江津湖療育医療センターでは入所されているご利用者の方々に必要な医療、看護、リハビリテーション、生活支援を行われています。

入所か在宅か、究極の選択をするのではなく、「入所と在宅の良いとこ取り」で長く在宅生活を続けていただきたいという思いのもと、入所と在宅を繰り返す「有期限入所(ローリングベッド)」という取り組みも行われています。

詳しくはこちらをご覧ください。

くまもと江津湖療育医療センターはこちら

医療型児童発達支援センター

児童発達支援センターには医療型と福祉型の2種類がありますが、どちらの施設でも福祉的支援を行っています。
その中でも医療型では肢体不自由なお子さんの治療やリハビリテーションを行うための施設となっておりました。

医療型児童発達支援センターは上肢、下肢または体幹の機能の障害がある未就学児を対象としている通所サービスです。

児童発達支援事業所

児童発達支援とは、未就学の障がいのある子ども、またはその可能性のある子どもに対し、子どもそれぞれの障がいや特性、発達、成育環境を踏まえ、さまざまな方面から支援を行う福祉サービスです。

ポイントは障がいの診断が出ていなくても、児童発達支援の利用ができることです。
かかりつけの小児科など、医師からの意見書は必要になりますが、障害手帳を持っていなくても、サービス対象者となることが特徴です。

ライフウェルでは児童発達支援も行っているため、施設についてより詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

児童発達支援について

放課後等デイサービス

放課後等デイサービスは学校に通学している6歳から18歳の上肢、下肢または体幹の機能の障害がある児童・生徒が対象の事業所と発達障がいがある児童・生徒を対象とした事業所です。
日中は学校に通うことを想定しているため、主に放課後や休日、夏休みや冬休みなどの長期休暇に利用できる施設となっています。

身体的なリハビリはもちろんですが、両親が仕事から帰宅するまでの間子どもたちの健康を見守るとともに、学習に必要な教育的支援も提供するよう設計されています。
放課後デイサービスは日常的に社会と繋がることで、社会との共生に向けた支援を行っている施設といえるでしょう。

ライフウェルでは放課後等デイサービスの運営も行っているため、施設についてより詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

放課後等デイサービスについて

まとめ

熊本で脳性麻痺のリハビリを受けることができる施設はさまざまあり、お子さんの年齢や症状に合わせて通院、訪問、通所、入所から選ぶことができます。
施設を利用するにあたって「医療保険証」「受給者証」が必要になることもあるため、まずは施設についてよく調べてみましょう。

そして、まずは医療機関を受診し医療機関でのリハビリテーションを中心に、福祉サービスでのリハビリテーションを交えて子供さんにあったプランになるように考えていきましょう。

また、上記の児童発達支援と放課後等デイサービスには、リハビリテーションの専門職である理学療法士や作業療法士が常駐している事業所もありますのでも、そこをポイントとして事業所を探してみることをお勧めします。

お子さん本人だけではなく、家族の方も安心して暮らせるサポートはぜひ活用してみてください。

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