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手から伝わる、癒やしの時間。都城事業所の茶話会で行った「ビューティタッチセラピー」を紹介

お子さんを支えるご家族にも、ご自身のためにほっと一息つける時間があってほしい。ご家族がご自身をいたわる時間は、お子さんの毎日を支える土台にもなります。
ライフウェルの茶話会は、保護者の皆さまが集まり、安心して過ごしていただくための場です。

今回、都城事業所の茶話会では、リラックスできる時間をお届けしたいという思いから、「ビューティタッチセラピー」を取り入れました。その様子をご紹介します。

ビューティタッチセラピーとは


ビューティタッチセラピーは、一般社団法人 日本介護美容セラピスト協会が認定する美容療法です。
2014年の設立以来、全国でセラピストの養成を行っており、これまでに3,500名を超える認定者が生まれています。

そのルーツは「化粧療法」にあります。お化粧をすると気持ちが変わり、背筋が伸びる。その心の変化が自立を促し、暮らしを前向きにしていく。そうした考えから生まれた手法です。

近年は高齢化の進行にともない、健康寿命を延ばす取り組みとして注目が高まっており、厚生労働省が発行する「保険外サービス活用ガイドブック」にも、参考事例として掲載されました。

今回セラピーを担当したのは、都城事業所で看護師として勤務している職員です。ライフウェルで働きはじめてから資格を取得しました。

人に触れることは、脳への刺激になります。日々お子さんと接していると、声かけだけのときよりも、触れたときのほうがはっきり反応があると感じていました。そこにぴったり合う手法だと思ったんです。

お子さんはもちろん、お母さんたちがリラックスできる時間もつくれたらと思って、資格を取りました。

一般社団法人 日本介護美容セラピスト協会

当日の茶話会の流れ

茶話会は、職員と参加者の自己紹介からスタート。初めて参加される方も、毎回来てくださる方もいらっしゃるため、まずはお互いを知る時間を設けました。

その後、ハンドセラピーの時間へ。施設で行う場合は手順の多い長めの施術になりますが、今回は30分ほどという限られた時間だったこともあり、どなたでもできるショートバージョンでご紹介しました。
手を流れに沿ってさすり、血流をうながしていく施術です。クリームで保湿をしながら行います。

集まった保護者の皆さんがなるべく自主的に交流できるよう、保護者の方同士でお互いに施術し合う形にしていただきました。人に手を触れてもらうことも、誰かの手をいたわることも、日常のなかではなかなかない時間です。

手を取り合いながら自然と会話が生まれ、保護者同士のコミュニケーションの場にもなりました。
そしてもうひとつ大切にしたのが、ご自宅でも続けていただける内容にすることです。

「今日お伝えしたことは、ぜひおうちに持って帰ってやってみてくださいね」とお伝えしました。どなたにでも、かんたんにできますから。

参加された方の様子

はじめて顔を合わせる方同士で手を取り合うということもあり、最初は少し照れくささもあったようです。
けれど施術を進めるうちに少しずつ距離が縮まり、話がはずみ、30分では足りないほどの和やかな時間になりました。

短時間の施術でも、変化ははっきりと現れます。血色が変わり、手触りがやわらかくなり、むくみが軽くなる。その場で「帰って家族にやってあげたい」という声も上がりました。

場づくりで大切にしたこと

当日は職員4〜5人が参加しました。事前に職員同士で練習を重ね、施術の流れとタイムキープを確認。
言葉で説明したことを実際にやってもらうことで、当日の進行がスムーズになりました。

机の配置など、参加される方が楽な姿勢でいられるセッティングは、茶話会のメンバーと一緒に考えています。
空間づくりでは、ローズマリーなどのハーブを飾ることにしました。アロマも検討しましたが、香りには好みがあり、部屋に広がりすぎてしまうことから、今回はハーブを選んでいます。

また、初めて参加される方が過ごしやすいよう、話しやすい方の隣にお座りいただくといった座席の配慮も行いました。
ビューティタッチセラピーを日々の支援にも
ハンドセラピーは、茶話会だけでなく、日ごろ関わりのあるお子さんにも、体調やその日の様子に合わせて取り入れています。
感覚が過敏なお子さんもいらっしゃるため、力加減には特に気をつけているそうです。

寝たきりで過ごす時間の長いお子さんにとって、触れられることは大切な刺激になります。
ご家庭でもスキンシップは取られていますが、日々の忙しさのなかで、じっくりマッサージをする時間を持つのはかんたんではありません。
だからこそ、事業所でできることを増やしていきたいと考えています。

今後について


今回、保護者のみなさんの反応がとても良かったことから、次はまた別の内容で茶話会を開けたらと考えています。
茶話会は年に2〜3回ほどのペースで開催しており、次回の内容はこれから話し合う予定です。

ビューティタッチセラピーについても、少しずつ事業所から広げていきたいと考えています。
ハンドセラピーは入り口のひとつで、この手法にはもともと「化粧療法」という土台があります。鏡を見て、少し顔が明るくなる。その変化が気持ちを前向きにしてくれる。
そうした時間を、生活介護をご利用の方をはじめ、年齢・性別関係なく様々な方へお届けできたらと考えています。お化粧やフェイスマッサージも、そのひとつです。

「ずっと自分らしくいられる」時間を、これからも大切にしていきたいと思っています。

まとめ

触れること、触れられること。そのシンプルなやりとりが、心と体の両方をほぐしてくれます。
ライフウェルは、支援の専門性を高めていくことと同じくらい、ご家族が自分のために過ごせる時間を大切にしていきたいと考えています。茶話会が、そんなひとときになれば幸いです。

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