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保育士の働き方11選!保育士資格を活かせる仕事を見つけよう!

こんにちは!ライフウェルスタッフです。
保育士資格を持っている方のなかには、保育園以外の場所で活躍したいと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、保育士の働き方11選と題して、児童養護施設や重症心身障がい児施設といった、保育士資格を活かせる仕事を紹介していきます。
これから保育士を目指す方、保育園での経験を活かして他の職場で活躍したいとお考えの方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育士の働き方は多種多様?

保育士資格の取得を目指している方は、「子どものことが大好き!」「子どもの成長に携わる仕事に就きたい」などの理由から、日々勉強に励んでいる方がほとんどではないでしょうか。

保育士の仕事=保育園で働くイメージが強いため、意外と知らない人も多いのですが、実は保育園以外にも働ける場所はたくさんあり、さまざまな働き方が可能なんです。
保育士資格を活かせる仕事を把握していれば、自身の選択肢を増やすことができますし、個人のライフスタイルに合わせて保育業務を行えるようになるでしょう。

少子高齢化が叫ばれて久しい現代ですが、保育が必要とされる場所は多様化しており、さまざまな所で保育士の力が必要とされています。

保育士資格を活かせる仕事11選

保育士にはさまざまな働き方があるとわかったところで早速、保育士資格や知識、経験を活かせる仕事をみていきましょう。

保育園

保育士の働く場所として真っ先に思い浮かべる仕事先が「保育施設」ではないでしょうか。

乳児から小学校入学前の保育を必要とする子どもを預かり、食事・睡眠・衣類の着脱など、基本的な生活習慣を身につけたり、集団生活を通して社会性を身につけられるようにサポートを行います。

同じ保育園でも一般的な認可保育園から、0歳から2歳までの乳幼児を対象とした小規模保育園など、形態も多岐に渡り、それにより働き方も変わってきます。

幼稚園

管轄や目的が違ったりと保育園とは似て非なる職場ではあるものの、保育士の経験を生かしたい、キャリアアップを図りたいと考えている方は、「幼稚園」も選択肢に入れておくとよいでしょう。

ただし、幼稚園で働くためには「幼稚園教諭免許」という別の資格を取得する必要があります。

両方を取得するのは時間も手間もかかりますが、ここでおすすめしたいのが「幼保特例制度」という制度です。
これは保育教諭が増えるまでの限定的な制度(現在は2025年3月まで)ではあるものの、保育士資格を保持+3年かつ4,320時間以上の実務経験がある方であれば、大学で指定の8単位を修得することで、比較的簡単に幼稚園教諭免許を取得することができます。

認定こども園

「認定こども園」とは、文部科学省が管轄する幼稚園と、厚生労働省が管轄する保育園を一体化させ、教育と保育の2つの良さを掛け合わせた施設のこと。

待機児童問題の解消を目指して2006年に開始された制度で、施設の数は2020年の8,016から、2022年には9,220と着実に増やしていて、それに伴い求人数も年々増加傾向にあります。

ぜひ選択肢に入れたいところですが、幼保一体型の認定こども園で働くには、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を持つ「保育教諭」になる必要があるので注意しましょう。(出典:認定こども園|こども家庭庁

児童発達支援施設

近年は、発達障害や発達に遅れのある子どもたちがより良い生活を送れるよう、お子さんの自立支援をサポートする「児童発達支援施設」でも保育士の力を必要とされています。

主な理由としては、利用児童数の増加に加え、児童発達支援や後述で解説する放課後等デイサービスでは、法令の人員配置基準上、児童指導員または保育士の配置が義務付けられていることなどが挙げられます。
療育に興味がある方、子どもと保護者一人ひとりに寄り添った保育をしたいと考えている方は、ぜひ選択肢に入れておくとよいでしょう。

放課後等デイサービス

児童発達支援施設の同時に選択肢に入れておきたいのが「放課後等デイサービス」です。

児童発達支援が0~6歳の未就学児童であるのに対し、放課後等デイサービスは7~18歳の小学生~高校生の就学児童・生徒が対象で、他には役割や支援内容に細かい違いはあるものの、共通点も多く両者の違いはほとんどありません。

そのため、施設によっては児童発達支援施設と放課後等デイサービス、両方を兼ね備えた多機能型の運営をされているところもあります。

重症心身障がい児施設

「重症心身障がい児施設」とは、知的および身体に重い障がいがある18歳未満の子どもを対象に、心身の治療や療育・日常生活の支援を提供する施設です。

保育士として学んだ経験と専門性を活かして、食事や着替えといった基本的な生活動作の介助、身体能力や日常生活能力の維持・向上のためのトレーニングをサポートしていきます。

病児保育

病児保育とは、病気の子どもを保護者の代わりに一時的に預かる保育サービスで、病児保育に関わる人たちを「病児保育士」と呼びます。
病児保育には、専門の施設で子どもを預かる「施設型」と、保育士が自宅に訪れて保育する「訪問型」の2種類があり、保育士資格を持っていれば、病児保育施設で働くことができます。

少人数でゆったりとした保育ができるため、体力面で余裕を持ってお子さんと関わることができます。

企業内保育

女性の社会進出が当たり前となった現代、働き手世代が育児と仕事を両立できるよう、女性社員が多い企業を中心に、社会復帰について真剣に考える企業が増えてきました。
企業のなかにはそこで働く従業員のために、オフィス内や近隣に保育ルームを設置しているところもあり、保育士資格を所持していれば、こうした企業内保育所でも働くことが可能です。

企業の営業時間によって勤務形態は異なりますが、食事、お昼寝、遊びなど、基本的な保育内容は保育園と大きく変わらないので、少し特殊な小規模保育園と考えてよいでしょう。

学童保育

共働きなどを理由に、放課後や夏休みに子どもと一緒に過ごせない保護者に代わり、子どもたちが安全に過ごせる居場所を提供する「学童保育」も、保育士資格を活かせる職場の一つです。

未就学児童が対象となる保育園に対し、学童保育は小学校1〜3年生が対象となるので、これまでの保育園とはまた違った目線で、お子さんと向き合うことができるでしょう。

ベビーシッター

「ベビーシッター」も、共働き家庭が増えたことで需要が増加し、注目度が高まっている職種です。
ベビー=赤ちゃんのイメージがありますが、対象となるのは0〜12歳くらいまでのお子さんと幅広く、働いている保護者の代わりに利用者さんの家庭に出向いて、マンツーマンでお子さんのケアや生活のサポートをしていきます。

保育士資格は必須ではないものの、当然所持している方が、保護者の方からの信頼も得られやすくなるでしょう。

インターナショナルプリスクール

英語が得意な保育士さんであれば、英語による保育を行う「インターナショナルプリスクール」も選択肢に加えるといいでしょう。

インターナショナルプリスクールとは、義務教育前に英語の保育を行う施設のことで、英語学習に特化した英会話教室と違い、他国の文化を実際に体験できるイベントが実施したりと、英語圏の暮らしを再現しているのが特徴です

テーマパーク

ちょっと意外なところでは、施設内に託児所や保育園が設けられている「テーマパーク」でも保育士資格を活かして働くことができます。
たくさんの子どもたちがやってくる場所ですので、子ども好きな方にとってはピッタリの職場といえるでしょう。

パーク内で迷子になった子どもを一時的に預かり、保護者が来るまでお世話する迷子センターでは、不安を抱えてやってくるお子さんが多く、これまでの保育士の経験や知識が役に立つはずです。

まとめ

今回は、保育士の働き方をテーマに定番の職場から、ライフウェルが運営する児童発達支援、放課後等デイサービス、テーマパークのような意外な職場まで幅広く紹介してきました。
ここで紹介した以外にもまだまだ活かせる職場はありますし、国家資格である保育士資格を取得していれば、保育園以外にも活躍の場は無数に広がっています。

これまで保育士の職場=保育園でイメージされてた方、記事を参考に選択肢を広げて、ぜひ今後のキャリアに役立てていただけると幸いです。

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