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「ありがとう」と「おめでとう」を込めて。都城事業所の卒所式レポート

季節はすっかり夏へと移り変わりましたが、今回は少し時間を巻き戻して、今年3月に行われた、都城事業所の卒所式の様子をご紹介します。

ライフウェルの児童発達支援と放課後等デイサービスに通うお子さんの中には、幼稚園や学校の卒園式・卒業式への参加が難しいこともあります。
そこで、それぞれに通うお子さんを対象に卒所式を開催しました。保護者の皆さまにもご参加いただき、終始温かい雰囲気の中で行われました。

卒所式について


卒所式というと少し形式ばった印象を持たれるかもしれませんが、当日はプログラムこそあらかじめ決まっていたものの、子どもたちの様子に合わせて柔軟に進行を調整しながら、和やかな雰囲気の中、式が進んでいきました。

当日の流れ


式は、まずフォトスポットでの記念撮影からスタート。式次第が配られ、開式の言葉に続いて参加者全員での歌の合唱合奏、在籍している子どもたちからの手作りプレゼント贈呈、そしてスタッフから言葉を添えた卒所証書の授与へと進みます。

スタッフが心を込めた手作りの記念品もお渡しし、最後は保護者の方からの一言と記念撮影で締めくくりました。

児童発達支援の卒所式は式の後にそのまま保護者と帰宅する流れで、放課後等デイサービスの卒所式は、朝からいつも通りの活動を行い、午後から式を実施するようスケジュールを組んで、終了後はいつもの帰宅時間に合わせるかたちで行われました。

当日のお子さんや保護者の過ごし方


児童発達支援の子どもたちは、卒所式らしい装いで参加し、「何をしているんだろう?」と不思議そうにしながらも、皆さんの笑顔にうれしそうな表情を見せてくれました。
放課後等デイサービスの子どもたちも、朝からお祝いの言葉をかけられ、友達からのプレゼントを受け取る場面ではみんな笑顔に。

保護者の方々は、最初は涙を流される場面もありましたが、子どもたちの楽しそうな様子を見て、次第に和やかな雰囲気になっていきました。
中には、6年間の思い出や苦労、楽しかった出来事を語ってくださる方もいらっしゃり、スタッフにとってもこれまでの歩みをじっくりと振り返る、かけがえのない時間になったといいます。

心を込めた事前準備

準備段階では、卒所するお友達一人ひとりの紹介文づくりや歌詞の用意、歌の合唱合奏の際に使用する手作り楽器作成やフォトスポットの設営、壁面装飾まで、スタッフが心を込めて取り組みました。

児童発達支援では、卒所アルバムも制作。保護者の方に作っていただいたお友達を紹介するページとスタッフを紹介するページを組み合わせ、世界にひとつだけのアルバムに仕上げています。

プログラムは、基本は毎年同じ流れで進めつつ、その年に卒所する子どもたちの在籍状況や進路によって、少しずつ内容を変えていきます。

卒所後のそれぞれの歩み


卒所後、児童発達支援の利用者は放課後等デイサービスへ移行し、支援学校や地域の学校に通い始めます。
放課後等デイサービスの利用者のうち、小中学校卒業の方は引き続き同じ施設を利用し、高校卒業の方は生活介護事業所や就労支援事業所などへ、それぞれの歩みを進めていきます。

高校卒業後に選べる主な福祉サービス


高校・特別支援学校卒業後の進路として、障害福祉サービスにはいくつかの選択肢があります。
厚生労働省の資料によると、「生活介護」は常時介護が必要な方を対象に、創作活動や生産活動の機会提供とあわせて日常生活の支援を行うサービス。
「就労移行支援」は一般企業への就労を目指す方向けに、原則2年以内で知識・技能の習得や就職活動のサポートを行うサービスです。

「就労継続支援」には雇用契約を結び最低賃金が保障されるA型と、雇用契約を結ばず自分のペースで作業に取り組むB型があり、どちらも一般就労が難しい方が働く場として利用できます。
進路は本人の希望や特性に応じて選ばれるもので、どれか一つが正解というわけではありません。

まとめ


子どもたちの成長を家族みんなで喜び合う、そんな時間になった今年の卒所式。
写真を見返すたびに、この一年で積み重ねてきた小さな「できた」の数々が思い出されます。

卒所という節目を経ても、子どもたちとのつながりが途切れることはありません。次のステージに進む一人ひとりを、ライフウェルはこれからも見守り続けます。

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