——自己紹介と入社理由を教えてください。
二本木キャンバスに所属しております。保育士の岡松です。
私は20年以上保育園に勤めていたのですが、持ち帰りの仕事や書類作業も多く、働き方を考えて転職を検討していました。
当時は障がいのあるお子さんの支援施設で保育士として働くという考えはなかったのですが、ライフウェルに勤めている知人から職場見学を勧められたんです。
実際に現場を見た時にご利用者さまの笑顔が純粋で可愛らしかったことがとても印象に残っています。私もここで働きたいと感じ、入職を決めました。
——入職前に持っていたイメージとギャップはありましたか?
重度な障がいをお持ちだったり、医療ケアが必要なお子さんと関わることが初めてだったので、始めはどう接したら良いかわからない不安もありました。
ですが、経験のあるスタッフのサポートもあり、子どもたちと関わりながらその笑顔をみていると、当初感じていた不安な気持ちもすぐになくなりましたね。
悩みがあってもすぐにアドバイスをもらえますし、本当に働きやすい職場だと思います。
——仕事内容について教えてください。
二本木キャンバスは放課後等デイサービスと児童発達支援事業所の多機能型事業所です。放課後等デイサービスでは、学校から帰ってきた子どもたちと接しています。歌を歌ったり、手遊びをしたり、絵本を読んであげたりとさまざまな活動を通して、子どもたちの生活のサポートをしています。
施設内で過ごすだけではなく、季節に合わせた取り組みやお出かけの企画をすることもあり、お子さん一人ひとりに合わせた支援を実施しています。
——一般的な保育園での働き方と、医療的ケアが必要なお子さんや身体に障がいのあるお子さんが通う事業所での働き方の違いはありますか?
まず、大切なお子さんを預かっている施設なので、お子さんの命を守るということは保育園とライフウェルなどの支援施設での違いはありません。
ですが、ライフウェルは医療的なケアが必要なお子さんも多くいらっしゃる施設なので、お子さんと過ごす時間や活動内容は保育園のように全員が同じことをする、というのは難しいですね。その分一人ひとりと向き合い、それぞれができること、やりたいことに合わせた活動を考えながら取り組んでいます。
——仕事で大切にしていることやこだわりを教えてください。
呼吸器を付けていたり、胃ろうを必要とされていたり、医療的なケアを受けられているお子さんも多くいらっしゃるので、作業療法士さんや看護師さんに注意点を聞きながら関わることは大切にしています。
保育士としてどのように動けるのかを考えながら、日々の活動に取り組んでいますね。
もうひとつ、お子さんたち一人ひとりがライフウェルにいる時間を安心して過ごしていただけるよう、全員に笑顔で声をかけています。言葉でのコミュニケーションが難しいお子さんもいらっしゃるので、特に表情を読み取ることは心がけていますね。
最初は警戒心を持っていた子どもたちも毎日の積み重ねで、声かけをしていった際に笑顔を見せてくれたり、名前呼んだ時に声を出してくれたり、少しずつコミュニケーションを取ってくれるようになるのはとても嬉しいです。
——ライフウェルはどのような職場ですか?
ライフウェルの二本木事業所は現在、作業療法士、保育士、看護師のスタッフがいます。
職場の雰囲気はアットホームで、人見知りの私でもすぐに馴染めるほど職員間のコミュニケーションも多いですね。楽しく会話をしたり、ご利用者さまのことを真剣に話し合ったり、全員で職場を良くしていこうという気持ちが強いと思っています。
——今後の目標を教えてください。
お子さんのことをより深く知り、その子にあった関わり方をできるようにすることが今の目標です。例えば、私自身絵本の読み聞かせをするのが好きなので、一人ひとりの好きなお話を読んであげたいですね。
また、保護者の方もさまざまな悩みをお持ちだと思うので、コミュニケーションを取りながら少しでも不安な気持ちを取り除けるように支援をしていきたいです。
日常的にお話しをすることで、なんでも相談していただけるような環境づくりを心がけています。
——最後に、応募者へメッセージをお願いします。
障がいのあるお子さんへの接し方がわからないという方は多いと思いますが、子どもたちの素直な心は一般的な保育園と同じです。子どもたちと関わっていく中で、愛おしい、可愛いという気持ちでいっぱいになります。
ぜひライフウェルで一緒にお子さんたちのサポートをしてくださると嬉しいです。