皆さん、こんにちは！ライフウェル二本木事業所のスタッフです。
今回は春のイベントとして、ライフウェルで行ったお花見の様子をご紹介します。

3月の最終週に実施したお花見ではお子さんたちに季節を感じてもらうだけではなく、お出かけを通して新しい体験ができました。今後もお子さんたちやご家族に喜んでいただけるようなイベントを企画していきたいと考えています。

イベントの目的

お花見は気候がちょうど良い春に外へ出て、直接自分自身の五感で季節を感じていただくこと、お子さんたちに外での遊びを楽しんでいただくことを目的に計画しています。

ライフウェルは重症心身障害をお持ちのお子さんや、医療的ケアを必要としているお子さんも多く利用しているため、日常生活の中では外に出て活動する機会が少ないという課題も抱えています。
そのため、夏の暑い日や、寒暖差の激しい日、冬の寒い日などに外出をすると、心身へ直接的な影響があり、体調を崩してしまう可能性も考えられるでしょう。
ライフウェルでは移動距離やお子さんの体調管理も行いながら、楽しめるイベントを企画しています。

イベントの流れ

3月26日・27日・28日に天気の状態を見ながら実施したお花見では、二本木事業所の近くにある御幸中央公園へ訪れました。桜の状態は7分咲きから満開と、ちょうど見頃を迎え、桜が散る様子をみることもできました。

当日は10時半頃に事業所を出発し、公園までは10分ほどドライブを楽しみました。

その後、20〜30分ほど公園内のお散歩をしながら、持ってきていたシャボン玉で遊んだり、桜の花びらを捕まえようとしながらお出かけを満喫。
今回は12時までには事業所へ帰宅し、お昼を食べました。

お出かけの様子は写真撮影を行い、ご家族の方にも共有しました。
楽しそうなお子さんの様子を見たご家族の方にも喜んでいただけました。

お花見も含めて事業所の外に出るイベントは、日によって気温や体調を確認しながら、お子さん全員が楽しめるように実施しています。

当日のお子さんのご様子

事前にお花見イベントの実施を予告していたため、お子さんたちは当日や前日からお出かけをすごく楽しみにしている様子でした。
初日は少し気温が低い日ではありましたが、公園に向かう車内からワクワクしている表情や、満面の笑みが見られ「どこに行くんだろうな」とそわそわしている姿も。

桜を見たり、外で遊ぶことはもちろんですが、そこに向かうまでの期待感も印象的でした。

実際、外へ出てみると寒さや、日が当たった感覚に少し顔をしかめている様子もありましたが、それでも外の空気の清々しさは感じていただけた様子。気温が高く陽気な日は、皆さん笑顔を浮かべて楽しまれていました。

また、その他にもお花見の日に桜の髪飾りをつけてこられたお子さんもいらっしゃったり、ご家族の方にも季節感を持っていただけたのではないかと思います。

お花見の企画担当スタッフにインタビュー！

お花見の企画を担当されたスタッフの平野さんにお話を聞きました。
イベントの取り組み内容だけではなく、工夫されたポイントや今後の目標など、さまざまなご質問をしたのでぜひご覧ください。

企画担当者として、今回のお花見はいかがでしたか？

お子さんたちが楽しそうにしている様子が見られて本当に良かったと思います。

その時持っていったのはシャボン玉だけだったのですが、桜の花びらが散っている様子を楽しんだり、花びらを集めてみんなで遊んでみたり、頭に花びらをのせて遊んでいる様子も見られましたね。
可愛いお写真もたくさん撮れています。

お花見を企画する上で工夫したポイントを教えてください。

お花見で訪れる場所の選定は工夫しましたね。
あまり遠すぎてもお子さんが疲れてしまったり、体調面に変化があった時の対応が難しいため、行くのが難しいことも考えられます。また、大きな福祉車両が駐車できる駐車場があることも選定のポイントでした。

事業所から近く、桜が綺麗に見られる場所が選べて良かったと思っています。

今後実施したい取り組みやイベントはありますか？

今は落ち着いていますが、コロナ禍はなかなかお出かけができなかったこともあり、今後もさまざまなイベントを企画していけたらと思っています。

夏休みなど長期休暇の時は年齢相応の遊び場にもいけたら良いと職員でも話していました。
例えば、ゲームセンターに行ってみたい、という話がでていますね。

その他にも外出活動をさまざま企画していきたいと考えています。

まとめ

今回は春のイベントとして、ライフウェルで行ったお花見の様子をご紹介しました。

桜を見る日本ならではのイベント・お花見ではお子さんたちが季節を感じながらお出かけを楽しんでいる様子が見られました。直接風を感じたり、花に触れたりするなどの経験をしていただけたことを嬉しく思います。

ライフウェルでは今後もさまざまなイベントを企画していきたいと考えています。